HOT ! １８世紀後半の色絵蕎麦猪口２点（龍・雲・宝珠文／亀甲・人物・風景文）

「蕎麦猪口（そばちょこ）」は、日常生活での食器に、陳列され商品やディスプレイに、収集家のコレクションに、など身近な存在の磁器ですが、歴史的には江戸時代１７世紀後半、肥前（佐賀県伊万里）の地で生産が始められたとされています。伊万里焼　古伊万里　陶人形　色絵　太鼓打唐子像　置物　M　R7926。開始当時のものは染付の磁器製のものが圧倒的に多く、形状は六角形や八角形で口が大きく開くものなど様々、その後、形状、高台、絵柄（文様）、見込み底や裏底の銘や絵など、時代の流れにも影響を受け今日に至っているようです。益子焼　室町勝廣作　彩象嵌　野鳥文　扁壷　共箱　M　R7930B。ネット解説も多くあり、形状や高台、絵柄などから時代が判定できるようです。中国　青花　山水神獣文　馬頭琵琶　置物　M　R7978B。出品２点の特徴は、色絵、口径が底径よりやや大きい逆台形、見込み底の「五弁花」、高台は「蛇の目凹形」ではなく「べた底」で全体に釉がかかっている、「べた底」に「うさぎ」絵、亀甲文猪口には口縁内側に四方襷（よもだすき）文、などから１８世紀後半の「宝暦様式」ではないかと考えられます。中国　古銅青銅　神獣文　銅鏡　古鏡　V　R7854。１８世紀後半とすれば２００年以上の経年で、画像写真で見られるように汚れ、特に龍文蕎麦猪口の見込みには目立つ汚れが。【一点物】招き猫　貯金　開運　黒猫　スワロスキー。色彩も、映える色鮮やかさはなく淡い色合いで、経年劣化による色褪せ（？）でしょうか。伊万里焼　古伊万里　染付　花文　酒盃　ぐい呑　43客まとめて　M　R5096C。当時の色彩は分かりませんが、派手さはなく逆に落ち着きと味わい深さがあります。茶道具　十一代楽吉左衛門　慶入造　黒楽茶碗　夏茶碗　時代箱付　D　R7856。また、高台縁のザラや表面の小さなホールなど製造由来の名残も見られますが、使用による欠けやヒビなどはほぼなく、経年のわりには比較的良好な状態です。中国　耀州窯　青磁　陽刻　牡丹文　花入　相国寺　有馬頼底書付箱　M　R7802B。龍文や亀甲文は吉祥文で、これらが描かれた染付の蕎麦猪口は比較的見られますが、色絵は調べた限り、類似の龍（雲、宝珠）文に「四方襷」で、「蛇の目」、無銘が一例、また、酷似の亀甲（人物、風景）文と「四方襷」で「蛇の目」、「天啓年製」銘が一例。煎茶道具　唐物　漢詩花文　煎茶碗　五客　仕覆・時代箱付　M　R5071。「べた底」に「うさぎ」絵が数例見つかりましたが、その文様は出品とは全く異なり、出品の色絵蕎麦猪口は希少品では。【お値引き承ります】中国工芸美術大師 徐朝興作 龍泉朝興青磁 証明書・箱付。大きさ（㍉）、重さはおよそ次の通りです。茶道具　古竹　茶杓　在銘書付共筒　V　R5067。【龍・雲・宝珠文】高さ６３、口外径７８、口内径７５、底径６０／重さ１７０㌘／【亀甲・人物・風景文】高さ６８、口外径７８、口内径７５、底径５３／重さ１１０㌘／１８世紀後半と考えられる経年２００年以上の希少な吉祥文色絵蕎麦猪口です。安田泰三 花瓶 手吹花入 渦潮 希少 レア ガラス細工 ガラスアート 中古。色絵は味わい深い色合いです。未使用品　萩焼　水差し　水指　茶道　表千家。コレクションに、洗浄され食器に、などと共に改めて江戸年表など見られるのも一興では。【2435】296.ランプ、香炉…備前焼。なお、葛飾北斎は１７６０年生まれです。桂又三郎極め　室町初期　古備前　直線文壺水指　龍村光峯　宝雲緞子　MR7914B。